耳慣れない言葉だと思いますが、
サ高住(さこうじゅう)とは、
「サービス付き高齢者向け住宅」のことです。
介護施設というよりは、高齢者住宅という位置づけです。
入居は原則60歳以上で、バリアフリー構造。
ひと部屋の広さが25㎡以上と定められており、
スタッフによる安否確認サービスがあります。
そもそも住宅扱いですので、条件を満たせば、
都道府県への登録のみで開業でき、
補助金や減税の支援をうけながら、
国土交通省の管轄にて運営できます。
そしてこれらにプラスして、
介護サービスなどを別事業所扱いにて提供できることもあり、
当初は比較的若くて元気な高齢者の入居をイメージしておりましたが、
現実は特養に入居できない方向けの受け皿的な扱いになっております。
私達、施設紹介サービスを提供している会社からすると、
施設のカラーの違いが良くわかり、
施設によって入居者の偏りが多くなってきておりました。
今回、政府による”監視強化”の方針が決まったとの事ですが、
事実、運営を重視するがあまり、
サービスの質の低下やサービスの囲い込みなどが多く見られます。
運営会社だけを責めるつもりもありませんが、
政府には国として全体の枠組みを再検討して頂きたいのと、
シュミレーションが甘い為この様な事態になり、
結果、利用者様・ご家族様に迷惑をかけてしまっております。
以上の事からも、介護施設を検討する場合は、
なかなか一般の方からは見えにくい為、
私達の様な紹介会社に依頼する事をお薦めいたします!