こんなお悩みのご家族様も多いのではないでしょうか?
何を言っても口答えされる・・・
何をやっても文句を言われる・・・
もちろん認知症からの症状もあるとは思いますが、
認知もないとするとちょっと問題ですね。
これは「第三次反抗期」かも知れません。
子供の頃、2度の反抗期がありますが、
実は年老いてから3度目があるのです。
直接的な原因は分かりませんが、
もしかしたら、ご家族様の方にも原因があるのかも知れませんし、
でないとすると、3度目の反抗期は誰もが通る道なのです。
私が思うには、ご高齢の両親はまだ”家族”という意識が強く、
一方でご家族様は、ご高齢の両親を"別物扱い"しているケースが多いです。
例えば、ご家族様が高齢のご両親に、
「買い物に行くんだけど一緒に行かない?」
又は、
「今夜はいなり寿司にしようと思うんだけど、お酢を切らしちゃってて~」
ってご両親に聞いたとします。
ご家族様からすると、ご両親も一緒に買い物に連れ出したい訳ですが、
ご高齢の両親からすると、家族の中で既に決まってる事を
進めてくるのはとても嫌がります。
ご両親も本当は買い物に行きたいのに、
素直になれず一言二言文句が先に出てしまうものです。
すなわち反抗期ですね・・・
第3次反抗期の対処法としては、
先ずは相談するところから一緒に入れてあげる事だと思います。
「お酢が無いんじゃ、いなり寿司できなじゃない!」
と言われて、
「そうよね~。じゃあ一緒に買い物行ける?」
なんていうやりとりをワンクッション挟むのを計算して
誘い出すのが良いでしょう♪
もちろん、ご家族様の言い分も分かります。
いちいちそんな事やってられないよ!と言いたい思います。
ただお互いが嫌な気持ちをしないで生活するには、
そういったちょっとした心配りが必要なのではないでしょうか?
今まで頑張ってきてくれたご両親に、
形のない感謝の気持ちを日々持ちながら接して頂くと
宜しいかなと思います♪