全国の特別養護老人ホームで、
調査によると昨年度約62%の施設で収支赤字との結果。
昨年9月物価高騰の対策として、
政府からの交付金と国や自治体の補助金を
収入に含めても、約51%が赤字との事。
基本的に施設の運営は、介護サービスの対価として
国が定める介護報酬の範囲でやり繰りしなければなりませんので、
物価高騰で、電気代やオムツなどの消耗品など
コストが上がった分を、高齢者の利用料に転嫁できない為、
非常に厳しい運営が迫られている現状です。
対策として、職員はエレベーター使用を禁じたり、
ボーナスを切り下げたり、高齢者のオムツ交換の回数を減らしたり、
こんな声が聞かれております。
これでは、各地で運営ができなくなる特養が増え、
撤退する施設が相次げば地域の介護サービス提供が崩壊しかねません。
深刻な問題です・・・
国に対し早目の対策を切に願います!