なんでも相談室 はりきゅう師への相談

右足関節捻挫 15歳中学生女子の母親

投稿日:

バレーボール競技中のブロック時に他人の足を踏んでしまい足の裏が内側を向いてしまい、

足関節の外側を痛めてしまいました。現在自力で何とか歩けますが腫れは外側にあり、

練習はできない状況です。大会も近くこのような時どのようにすれば良いのでしょうか?

「足の裏が内側を向いてしまい、足関節の外側を痛めてしまいました。」

→足関節外側靭帯が損傷される外側捻挫をしてしまったと思われます。

 

「現在自力で何とか歩けますが」

→歩けるかもしれませんが、骨に影響があるかもしれないので一度、

整形外科でのレントゲン診断が好ましいです。

 

「腫れは外側にあり、練習はできない状況です」

急性期に自分でできる処置として昔から言われてるものにRICE(ライス)処置というものがあります。

Rest:安静

Ice:氷で冷やす

Compression:圧迫

Elevation:挙上

の頭文字を取った総称になります。

 

骨折がなくただの捻挫であった場合、自分で出来る処置として、

氷嚢を作りバンテージで圧迫をかけつつ、

寝れる状態なら足を少し高くした状態でいるのがいいと思います。

その際、保冷剤などは使わず氷で約15分程度冷やし

60分は何もしないというのを繰り返すのが良いと思います。

 

「大会も近くこのような時どのようにすれば良いのでしょうか?」

→通常捻挫は軽いものでも3週間程度の治療並びににリハビリ期間が必要ですが、

やむを得ない場合は電気療法、超音波療法、鍼治療で痛みのコントロールと腫れを極限まで引かせて、

テーピングで可動域の制限をかけながら大会に望むしかないと思います。

また痛めている部位が足だけならその他の足に負担のかからない体幹などのトレーニングを

積極的に取り入れて体力と筋力の低下を防ぐことが大事になります。

  • この記事を書いた人

大熊 貴史

鍼灸師/日本体育協会公認スポーツプログラマー

春日部共栄高校卒業/早稲田医療専門学校鍼灸学科卒業(2005年卒)

プロスポーツ選手治療、高校野球部・ゴルフ部専属トレーナー (埼玉栄高校ゴルフ部を全国大会優勝へ計4回導く)、アーティストツアー帯同トレーナー

-なんでも相談室, はりきゅう師への相談

Copyright© 加須・久喜・羽生の介護の相談はスマイルへ|株式会社KTコーポレーション , 2024 All Rights Reserved.