高齢者の食事の提供には色々と気を使わなければなりません。
今回は形状のお話から・・・・
高齢者の方は食べものや飲みものをうまく飲み込めず、
むせてしまう(誤嚥(ごえん))ことが多いです。
むせやすい食べものは水分量の少ないパサついたものや、
サラサラとした水分を含んでいるものになります。
これらを食べてむせて疲れてしまうことで、
その後の食事ができなくなる方もいるのです。
このような方には、食べものがのどを通るときに
ゆっくりと落ちていくような、
「とろっとした食べもの」がお薦め。
とは言っても、「とろっと」していれば
なんでも良いわけではありません。
介護者や家族が簡単につくることが
できなければ手間がかかりますし、
低栄養の方には栄養補給をしてもらう必要があります。
また、食べものを噛む(咀嚼(しょしゃく))能力と
飲み込む(嚥下(えんげ))能力にハンデがある方には、
安全に食べられるものをつくる必要があります。
あれこれ考えると難しいですが、
今では通常の調理後に添加するだけで、
お料理や飲み物にとろみのつく、
粉末状の便利なものもありますので、
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