団塊の世代が75歳以上になる2025年度。
高齢者人口がピークになる2040年度。
ここまでで、約69万人の介護職員が必要との事。
政府はどんなデータを基にしているのか分かりませんが、
既に現在の介護職員自体が高齢化しており、
2040年度まで働き続けられる訳ではありません。
しかも、介護職員に対しては、
処遇を改善したり労働環境を整備したりしており、
これによって、売り手市場が加速し、
ますます”転職の業界”の構図が固まってきております。
これらの負担が全て経営者が背負っている事をご存知でしょうか?
2000年にスタートした介護保険制度も、
数年後には規制を緩和し民間企業の参入も認めましたが、
今や大手しか残れない構図にもなっております。
高齢者の細かなニーズに対応したサービスを提供している、
中小サービス企業への手厚い支援も施さないと、
今後介護職員が増える事はないでしょう・・・