高齢者特有の傾向があります
ご高齢の方は一般的に成年の頃と比べて平熱が低い傾向があります。
これは筋肉量や代謝の低下などからなるもので致し方ないと思います。
併行して体温を調整する機能も低下しております。
これにより外気の影響を受けやすく、熱中症や低体温症になりやすくなってしまいます。
また、肺炎やインフルエンザにかかっていても熱が上がりにくいため、高い熱が出ない事も多くあります。
それと多くのお薬を服用しているケースが多く、お薬の内容によっては体温に影響ある作用があるものもありますし、
もともと個人差が大きいのも特徴の一つですので、その方のいつもの温度を把握されるとよろしいかと思います。