介護知恵袋

高齢者の体温③

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発熱の種類と対処方法

熱には、「発熱」と「うつ熱」とがあります。

同じ温度の熱でもそれぞれ原因と対処方法も変わって来ますので押さえておきたいものです。

◆「発熱」=感染症などが原因によるものです。

発熱時は経過に合わせて対処していきましょう!

・ 熱が上昇する時期には体を温めて体温の上昇をサポートしましょう。

・ 熱が上がりきった時期には、薄着にしたり、わきの下や足の付け根などを冷やすと良いでしょう。

  汗をかいたらこまめに着替えて、温かい飲み物をとりましょう。

・ 熱が下がる時は、たくさん汗をかきますので、脱水を防ぐためにこまめに水分補給し栄養をとりましょう。

  身体や口の中をきれいにするとよいですね。

◆「うつ熱」=体からうまく熱が出せず、外気温の影響、熱中症や脱水が原因によるものです。

まずは薄着にして涼しい環境をつくり、冷却剤などでわきの下や足の付け根などを冷やしましょう。

そして、霧吹きやスプレーなどで水をかけて、うちわや扇風機の風をあてるとなお良いでしょう。

並行して、脱水を防ぐためにこまめに水分補給して栄養を補給しましょう。

くれぐれも解熱剤は使わないで下さいね。

ちなみに、効果的に身体を冷やすには、大きな血管が流れている所を冷やしたり、手足に水を吹きかけて

風を当てると良いでしょう!その人が気持ちよく感じる温度が目安です。

 

 

  • この記事を書いた人

片山上総|株式会社KTコーポレーション代表取締役

入居率90%超のデイサービスを埼玉県加須市にて運営するほか、旅行サポート、冠婚葬祭サポート、空港送迎タクシーなど幅広く対応しています。どんな介護のお困りごとにも温かく対応します。ささいなことでも結構ですのご連絡ください(全国対応)。

【保有資格】
介護福祉士、ガイドヘルパー、福祉用具専門相談員、調理師、普通自動車二種

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